11月27日午前、松坂市で講演でした。

昨年に引き続き、松坂市消防団の皆様へのクラスです。ここは役所さんも団員さんもとても熱心です。今回日曜日の朝10時よりのクラスなのですが、なんと!当日早朝5時から消防団の訓練をやってからのお勉強会です。毎年恒例の訓練とのことですが、朝からサイレンを鳴らし訓練開始。でも近年はサイレンにたいして苦情が入るので鳴らしていないのですよ。との事。地域のためにボランティアで消防団をやっていて、訓練を実施しているのに苦情というのは残念です。

市民の皆さんにはサイレンがなったら、冬の火災を防ぐことに思いをはせて欲しいと思いました。

 

近年消防団に求められている諸業務は増加の一途です。行方不明者の捜索や東日本大震災、熊本地震、鳥取地震などの災害時は避難確認やお手伝い、救助や捜索などの仕事に従事しています。熊本では泥棒対策のパトロールなども実施しました。(頭がさがります)

 

そのような仕事は団員さんの家庭にとっても負担が大きいものです。団員さんの仕事は災害が起こった時に発生します。それが夜でも、子供の誕生会の時でも起こるのです。また団員同士の集まりも、家族の方たちにとっては負担です。ただ火事場や災害現場では、他団員との呼吸がとても大事です。そのためにも団員同士の集まりに出席が必要な場合があります。

 

どうぞ団員さん達はそのような頑張っている家族のために、家族を、子供を含む消防団家族でのイベントや消防トラックを見学したりしてみて下さい。家族たちは大きな輪を作り消防団のためのサポーターになってくれます。

頑張れ消防団!