23年前 私は横須賀にある米海軍消防隊で働き始めました。
そこでアメリカ消防の考え方を初めて学びました。

それは驚きの予防教育でした。
 日本で育った私が聞いたことのない教育がそこにあったのです。

 

”火災と闘う子供たち”です。

 

どうして日本ではこういう教育がなされないのか・・・。
アメリカ人の子供たちに教えるたびに疑問が湧き上がってきました。
社会が欧米と比べ割合と穏やかである故か、文化の違いなのか。
日本では子供には無垢なものを、恐ろしいものや汚いものは見せない、など結果として子供を”無知”のままにしておくという教育です。

 

未来を生きる子供たちには「世界水準の危機管理教育」を身に付けさせておかねばなりません。

アメリカ人から「古くて新しい」危機管理の学び方を教わった私には本当に役に立つ真の危機管理を育てる情報を日本の皆さんに伝えて、危機管理を世界水準レベルに上げていくお手伝いをしていきたいという強い願いがあります。

 

危機管理能力は子供の時からの訓練で身に着けるのが一番です。

それも高い情報力と技術力を伴うプログラムが必要です。
ぜひ日本の子供たちに、『自分を含む大切なものを守るために』このような教育を与えていきたいと思います。